カウンセリングルーム
とちぎ ねいろ

私について2⃣

2020.05.5子育て日記

子供不登校に寄り添うことで私の心の声に気づく

昨日記事に書きましたが、吐き気からの怖さから抱きつく娘を、心から抱けない苦しさから自分と向き合う時間が始まりました。学校に行きたくないという娘に許せない気持ちになったり、子供の泣き声に「泣きやんでー」と怒鳴ってしまったり、口を押さえようとしたこともありました。学校に行きたくてもいけないつらさをなかなか受け止めてあげられませんでした。

私、いいお母さんになりたいのに・・・きちんと子育てできるお母さんになりたいのに。どうして抱けないんだろう・・・どうしてわかってあげられないんだろう・・・どうして怒鳴ってしまうんだろう

カウンセリングもいくつか受けました。時にはカウンセラーの言葉に傷ついたこともありました。インナーチャイルドセラピー・イメージを使った心理療法で少しづつ自分の心の声が聞こえるようになっていきました。

怖かった~さみしかった~私を見てほしかった~大切にしてほしかった~

子供たちに寄り添う時に感じる体に目を向けます。自分の心の声を知ろうとしてあげます。

根本の原因を幼少期にさかのぼり、両親に対して言いたかったけど言えなかったことを思いっきり怒って泣いて、心の底にためてあった感情を出しました。

母に対する怒り・父に対する怒りでした。怒ろうとすると涙があふれだしました。怒りの奥にはさみしさ・悲しさを抱えていたのです。

母を私が幸せにしてあげなきゃ

幼少期、我が家は両親の喧嘩、父と祖父の喧嘩がほぼない日のようにありました。母な父に怒鳴られ、祖父からも怒鳴られ泣いていたんです。そんな母を、これ以上困らせてはいけない。悲しませてはいけない。私が大人になったら幸せにしてあげなきゃと思っていたんです。だから、いい子でいようと決め、親の選択することを選び喜ばせてきました。反抗もしませんでした。

本当に言いたかったことは~

毎日毎日怒鳴り声を聞いていて怖かった。やめてって言いたかった。怖がっている私に気づいてほしかった。私を見てほしかった。私を抱いて守ってほしかった。声に出していきました。そして、頑張ってきた自分を抱きしめ、怖かったね、言いたかったね、悲しかったね、守ってほしかったね 自分に寄り添っていきました。イメージ療法で癒されていきましたが、同居する両親は私を支配しようとしてくることも多く、両親に怒り・悲しみを伝えたこともありました。これかかなり勇気が必要でしたが、言えたことは私にとって大きな成長につながりました。

自分に寄り添えると~

自分に寄り添い自分を知ろうとし、心の声に共感し抱きしめてあげると、親への怒りが完全にゼロになったわけではないのですが、自分を大切にする言葉が出てきました。

いやなことはいやって言っていいんだよ

やりたいことをやっていいんだよ

自分で決めていいんだよ

親の人生ではなく自分の人生を歩いていいんだよ

幸せになっていいんだよ

私は私を生きていいんだよ

涙があふれだしました。すると、子供に対しての思いにも変化が現れました。学校に行きたくないなら行かなくてもいい。自分で決めていい。子供たちに決めさせてあげよう。子供たちの声を大切に聴いてあげよう。抱きしめてあげたい。信じたい。そう思えるようになりました。

今まで抱えてきた思い癖は根深く 戻ってしまいそうになるのですが、感じた時に寄り添い、コツコツ自分に寄り添うことが大切なんです。今でもざわざわすることがあるんです。

玉ねぎのかわのように

ざわざわしたら向き合う。悩みが現れたら向き合っての繰り返し。人生コツコツかな~ 悩みがあるから成長できるんです。子供たちの不登校は、私が自分らしく変わるギフトだったんです。親の人生から自分の人生を生きるための最高のギフトです。

子供の不登校は、私が自分の人生を生きるギフトでした

子供たちはお空から私を見て、自分を生きていない私のことを選んで生まれてきてくれた天使かなと感じたことがあります。一人だけでは変わらない。3人で不登校になろう。自分らしさを、本当の自分を教えてあげようって・・・子供たちは天使です。私の母になるための先生です。

親子問題解決できます。相手を変えることはできなくて、でも過去へのとらえ方・自分・未来は変えられるんです。自分の人生を生きませんか

明日は、子供たち3人の発達障害との向き合った日々を簡単に紹介します。最後まで読んでいただきありがとうございます。